画 像 詩 集

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薄桃色の可愛い花よ
小さな、小さな気持ち
持っていました

あどけない幼き日
希望の青春の時
人を好きになり、心震えた日
我が子を初めて抱いて感動した日

なにもかも過ぎた日だけど
この小さき花に宿ります

楽しき思い出
ほのかな思い出
喜びの思い出

いつまでも

画像提供 woods さん

2003.5.29


捨てきれない荷物の重さ
夕陽を眺める

潔く生きて
思いのまま

雲の如く生きる
水の流れる如く
低き所に集まる

風の如く去る
枯葉は落ちて
また、土へと戻る

今日の日に吹く風
明日の日の太陽

山より明けて
海辺へ落ちる夕陽

時はゆく
ゆるやかに
静かに
誰の心にも
通り過ぎてゆく

2003.5.26





新緑の中
ひとひらの花びら、こぶし咲く

忘れずに咲く
ここにいるのよ
花びら震わせています

人は皆、白い花を眺めます

白い心
白い気持ちになりたいた為に

風の中で
新緑の中で

巡りゆく季節がくれるもの

それは、穏やかな心なのかもしれません

画像提供 かずこ様

2003.5.10




緑なす
新しき季節よ、巡り来て
いつの日か、霧は晴れる
菜の花は咲く

小さき愁いよ
いつの日、晴れん

人は皆、思い通りには生きられないものを..

いつも何かを求めて生きている

だからこそ

明日があるのだから
明日が来るのだから


画像提供 cyacyaさん

2003.5.9




やさしき音色
「ごめんね」という曲

あの日のごめんね
遠い日のごめんね

わがままで、いじっぱり

何もわからない
何も見えていない

「ごめんね..」

こんなわたし...

2003.5.8




さわやかな風、流れます

優しき新緑の息吹聞こえます
いのちの唄、聞こえます

こうして、新しきいのち

見る度に
触れる度に

人は皆、生きる命もらえます

風に吹かれて

季節、流れます

2003.5.6