画 像 詩 集
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No13
心へ夕陽落ちてくる あの日の夕陽よ、もう一度 人を好きになり 人を愛し 過ぎてきた日々 返り来ぬ風、流れゆく雲よ 時よ、思い出ひとつ 運び来る あの日の夕陽よ いつかまた 心で眺める、心で想う 過ぎ去りし日よ 愛しき日よ |
画像提供 soyokazeさん
2003.7.28
どこかに置き忘れてきた こんな水色の気持ち 生きてきたこと 過ぎてきたことが ひとつ、ひとつこぼれてゆく 素直な気持ち 感謝の気持ち こぼれたものを探してみる 集めてみる この水色の空の下で 穏やかな気持ちの下で |
画像提供 瑞穂さん
2003.7.18
虹が見えたよ 初めて母さんと見たよ 黙って、じっと眺めたよね ずっと、ずっと 消えなければいいのに そう、思ったよ おかっぱ頭の私の髪をなでて 可愛がってくれた、母さん 今は、いまは... 私よりも、ずっと小さくなりました 小さな背中 なぜてあげたいです 今度は私が... |
2003.7.6
紫陽花の咲く頃 薄紫の想い いっぱいの想いを抱きしめて 過ごした頃 あの日の風はどこ 通り過ぎる風に 問いかけてみる あの日の私と、あの日の想い 季節の積み重ねに 紫陽花色はとけてゆく はるかなる日々よ 紫陽花の花 |
画像提供 なつさん
2003.6.24
夏色の風 木々はそよぎ、花は揺れて 私は幼子になる 緑に囲まれて 緑色の風になる 私を変える、明日の風 吹いてよね.. 花の色 花のささやき 花のつぶやき 今日の日も 花に酔う 花はすべての色 こころの色 そんなものを知っている |
2003.6.22
風の通り路 いくつもの風 通り過ぎた風 風に吹かれるままにゆく 遠き日の風 温かな風 いくつもの風 過ぎてゆく、海を渡る風 あの日の風 夏色の思い出 セミがいっぱいないていた 稲は風に揺れて 田んぼの水が涼しげだった いくつも繰り替えされた光景 夏色の空と雲 風に吹かれるままにゆく 今は、もう... |
2003.6.17