画 像 詩 集

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歩いてどこまでも行く

空はいつも蒼くはないけれど

それでも、蒼の色待っている

どんなに雲っても
蒼い空は待っている

心が曇ったら
蒼い空を探す
心で探す

自分だけの空を探す
いつものように探す

そしてまた

歩いて行く
どこまでも...


2002.12.28




キラキラと水面映る陽の光り

蒼き色
心色

迷いの、ためらいの
深き蒼

過ぎてゆく
過ぎてゆく

思い出の色、蒼

蒼き雫の詩は流れゆく

見知らぬ自分がいた
若き、若き日の自分捜している

深き蒼
心で捜している


hakaseさん 撮影

2002.12.9






人は皆

登りゆく山は

ゆるやかを望む

けれども、登りゆけば

なだらかな坂道が待っている

歩くことが疲れたら

休めばいいし
急ぐことはない

なぜなら
自分だけの道
自分だけの坂道

支えと絆と希望があるからこそ

歩いていけるのだから..


2002.12.6






私はどこから流れてきて
どこへ行くのでしょうか

人、皆生きて
精一杯の生きているつもり

つまずいて
迷い、悩んで過ぎてゆく

こんなちっぽけな自分だけれど
それでも生きている

絆があって、支えがあって
自分ひとりでは
絶対に生きていることはない

季節は巡り
葉は紅葉し朽ちていく
地へ戻る為に...

生きてきたことへの証
今日を生きていた

それだけのちっぽけな自分
それでも
たったひとりの自分


2002.12.2





自分を好きになりたい

自分自身を誰よりも

どんなことがあっても
自分を好きでいたい

自分を好きになると

他人を愛することが
できるようになると思うから

いつの日も
きらめく太陽は
誰にでも輝く

いつかきっと
自分を好きになって
自分を好きになれる

人間になりたい


2002.11.26




いつか、きっと...
この言葉

いつか、元気になれる
いつか、優しくなれる

いつか、いつか きっと

過去は見ない

いつか、明日のこと、未来のこと

今日の日を生きて、また明日

人それぞれの生き方は、さまざま

ひとりよがりで勝手だけれど

いつか、きっと

この言葉があるから
この言葉に励まされて

また、明日がやってくる