画 像 詩 集

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強さ下さいね
私に下さいね

トンボは、さりげなく生きる

過ぎてきた季節に
問いかける

自分に過ぎてきたこと
すべてのことを大切だと思う心

両親からの慈しみ
包み込まれていた愛

いつまでも
いつの日も

忘れることのない愛情

小さき命を眺めて涙ぐむ

2005.9.15








人は皆、ふいに立ち止まって
帰り来ぬ過ぎし日を思う

さわやかに風は流れ
いろいろな出来事を思う

そんな過去への自分をそっと、覗きこむ

過ぎ去りし日々は
季節を重ねれば、鮮やかに蘇えり
心だけが、過去への自分となって
流れる風の中に漂う...

まぶしき思い、輝く思い
心の詩、織り込んで
そっと、めくる日よ

いつしか季節は流れて
未来は思い描くことしかできないけれど
過去へは、思いを戻すことはできる

思い出の中にゆらゆらと揺れて
人は、心の旅人になる


2005.7.30






瞳と瞳
そっと覗きこむ
心、くるしくて
私はすぐ目をそらす

そんな若き日よ
遠い日よ

あなたの瞳に私が映り
私の瞳にはあなただけ

校庭の木々は揺れて
葉のそよぎ

懐かしき日の風
光は落ちて、瞳は夕陽に燃えている

頬、渡る風よ
はるかなる日よ

2005.6.7









義母の笑顔が浮かぶ場所

あの窓から海を眺めては

長く暮らした大分の海が懐かしいと微笑んだ

空と海の色に包まれて

幼子のように無心な笑顔

毎日一緒に過ごした日々が蘇る

今、頬ゆく風がやさしい

波の音が私を包み込む

気持ちが雲に流れて行く

2005.5.27










夕日が葉を照らす
はるか彼方太陽が燃えて
陽は落ちて行く

いくつも太陽が燃えていた

あの頃の詩

叱られて帰り道
心が元気がないのは
その人が大切だから

誉められて嬉しいのは
誉めた人が
あの人だから

あの人を捜していた
ひとりの時はいつも

言えないこと
伝えたいこと

いっぱいあった頃

2005.5.12









暮れなずむ夕日が優しくて
過ぎて来た日々を愛しむ

心の琴線に触れたいと思った頃
そよ吹く風に流されてみたいと思った頃

今、すべて包み込んでくれる風が吹く

私に優しい風
ふんわりと包まれて
夕日を眺めれば

ふいに涙溢れくる

見上げれば
優しき夕日、微笑みかける

温かい夕日、背に受けて

私はまた歩き始める

2005.5.8






空の蒼さに願いが届くなら

星に願いが叶うなら

たったひとつ

大切な人を守って下さい

季節は流れます

ひとときが流れます

それでも願いは続きます

ずっと、心の中で・・・・

2005.5.6






目を閉じて、そっと心に触れる
目を閉じて、そっと耳を澄ます

青い青い どこまでも青い海の底へ
心のままに潜って行きたい

ふと泣きたくなったら
青い海は涙を吸いとってくれる

青い青い どこまでも青い海の波に
漂っていたい

喜びの海
哀しみの海

すべてのものは青い色にとかされて
毎日が過ぎて行く

そして
「ごめんなさい」の数だけ

優しくなりたい・・・

2005.5.4






寄せ来る波のように
繰り返して呼んでみる

そっと、呼んでみる

ただ潮騒の響きだけ

誰もいない海
知っているのは
春の海
春の風

私の心だけ

風のざわめき
波のささやき

時は流れゆく

この春のひととき
この一瞬が

惜しむかのように

過ぎていく



2005.5.1