画 像 詩 集
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No25
雲ゆく空の果てに見知らぬ人が住む
人は寂しさに空を眺める
徒然に思うことは
雲に流れゆく
見果てぬ夢を乗せて
ただ流れゆく
蒼き空に
想いがひとつ
人はみんな
心の安らぎを願う
生きて行くことは平坦ではないけれど
蒼き空は変わらずに
包み込んでくれる
雲は更に白く流れゆく
彼方の空へ
巡る季節と一緒に
2004.12.24
今夜はね
ゆず湯だよ
母の声に、幼い私は
ふ-ん
お風呂に香りがあるね
あったかいね
小さい頃に母に教えてもらったことは
やはり真似しています
季節はいっぱいに流れて
いつしか母のしぐさ、そっくりな私がいます
2004.12.21
いくつもの季節の流れ
木の葉は落ちて、地に戻ります
流れて
流されて
歩いて来た路
今、見えるものは何ですか
風の色や
季節の移ろいが
愛しいほどに感じられます
散り行く木の葉が
さわやかです
ほのかな思いが溢れます
そんな頃の詩
去り行く季節が
心に広がります
2004.12.19
思い出はこんな色 私のためらいと、はじらいと ほのかな吐息 思い出はこんな色 巡る季節に映してみる 心に問いかけてみる あなたの思い出色は どんな色ですか・・・ 茜色の空は 思い出の色 |
2004.12.13