花  詩  集

No1 (2002.5.29〜2002.6.26) No2 (2002.6.27〜2002.7.28)

No3 (2002.8.1 〜2002.8.31) No4 (2002.9.1 〜2002.9.30)

 No5 (2002.10.1〜2002.10.31) No6 (2002.11.1〜2002.11.13)

No8(2002.12.1〜2002.12.25)

No9  No10  No11  No12  No13  No14  No15  No16

No17


笑ってよ、僕の為に

暖かくなったよ

お握り持って出かけよう

風が笑っているよ
雲が流れているよ

きっと

君の笑顔待っているさ

笑ってよ、僕の為に

いつだって、笑顔が一番さ

2004.2.27




風の色

さわやかな風
そよ吹く風

流れます

蒼い空に白い雲を
心で描いて

あなたへの風の色は
描けないから

気持ちだけ届けます

あいの色
うすもも色
ためらいのむらさき色
真っ赤なべに色

そんな
あなたへの風の色..

2004.2.24





白き芝桜咲く春がやってくる
いくつもの花びらは
秘めた思い
恥じらいの頃

小さき恋の行方

そんなことを思うほどの
小さき、小さき花びらです

暖かい空が嬉しい春です
待ちわびていた春です

2004.2.17





春色の空に花びらは流れて

やわらかき春待ちの花びらよ
やはらかき
やはらかき

こころのためいき
こころのつぶやき

いくら書いても
宛てのないお便り

たくさん、書いた頃
心へ書いた頃

それはこの花の咲く頃でしたね

2004.2.13





暖かいぬくもりの花

いつもの笑顔と
やさしい声と
人を思う心と

いっぱいに持ってね

そう、つぶやいてくれる花

暖かいぬくもりの花


2004.2.6





小さな花の唄が聞こえます

春待ちの唄
人を慈しむ唄

季節は遥か流れて
過ぎ去った日々は帰らず

涙ひとつぶ零れた日
微笑みひとつもらった日

生きてきたこと
ただ自分なりに
流れるままに

今、小さき花の唄を聞く
心に流れる唄を聞く

なずな
2004.2.5





いつしか季節は移ろいて
人はなぜかふと、淋しさに漂う

巡る季節を止めることはできない

心の想いも止めることはできない

この輝きの春がやってくる

ひとつの思い出の季節

言葉は不思議で
傷つきながら
癒されながら

言葉のかけら
言葉の彩を

今日も探している

2004.2.4





春おぼろの詩

あなたがいて
私がいて

ときめきの春
はじらいの春

パンジ−の花言葉
「私を思って下さい」
知っていたでしょうか..

春おぼろの詩
そよ風に花びらが揺れています

いつか逢える時に咲く花
はじらいの、うつむいて開く花

やわらかき陽ざしに、気持ち揺れます
花びらは揺れています

春おぼろの時
夜空に星は瞬いて
花びらは、やわらかく咲いています


2003.2.2





あなたの心の中で結ぶ

心と心を結ぶ
ゆるやかに結ぶ

もう、きつく結ぶ必要がないのだから
ゆるくていいのだから

もも色
みず色

そっと結んでみる

あなたの心の中で
私の心の中で
ほどけることのないリボンを...

紅き花が咲きました
春を待つ紅き色です


2004.1.31






いつの日も
眺めたい花があります、貴方と

今年咲く花
今だけの花
散りゆく花

季節、季節の小包はどんな色

風の色を眺めたい、貴方と

今、一瞬のこの時を
流れゆく時を

涙止めどなく溢れて

人は過去への花びらを眺めゆく

だからこそ
いつの日も
眺めたい花があります、貴方と

2004.1.23





菜の花が咲いたら逢えますか

何度も、何度も思いました

元気な黄色
いつもあるといいのにね

菜の花の頃が好きです

やわらかき風、頬にそよいで
菜の花が咲いたら逢えますか

気持ちひとつ流れます、思います

元気色、やさしき色

菜の花が咲いたら逢えますか

2004.1.19