花  詩  集

No1 (2002.5.29〜2002.6.26) No2 (2002.6.27〜2002.7.28)

No3 (2002.8.1 〜2002.8.31) No4 (2002.9.1 〜2002.9.30)

 No5 (2002.10.1〜2002.10.31) No6 (2002.11.1〜2002.11.13)

No8(2002.12.1〜2002.12.25)

No9  No10  No11  No12  No13  No14  No15 No16 No17 No18

No19 No20 No21 No22 No23 No24 No25 No26 No27 No28
No29 No30 No31 No32 No33 No34

No35







そっと覗いた花びらに見えたもの

あの日の幻と、あつき想い

雨が降れば、雨粒へ

風、吹けば風にのり

晴れならば、青い空へ

想い、とかした頃

花びらの数だけの想い出

そっと覗いた花びらに見えたもの

あの日の幻と、あつき想い


2007.6.6










風そよそよと
髪に、さらさらと
 
巡る季節に薔薇の花
 ほんのりと、恥じらい色
  
心に溢れる、薔薇こころ
 
私だけの風が吹く
 
心いっぱいに欲しい風

遥か遠き日に吹いた風
心に吹いた風

ほんのりと、薔薇色の風




2007.5.29










野に山に
花咲き染めて

遅き桜咲く

いくつ眺めても
どれを眺めても

思いは深くなる

もっと、もっと
花開く頃
迎えてやりたかった

見せてあげたかった

逝ってしまった父を想う

嫁ぐ日の

寂しげな瞳を想う・・・・

2007.4.20













恋する頃は

もも色こころ

密かに覗いてみる

貴方の心

私の心は、ほのかに燃える色

花は、お日様に包まれて

私は貴方に包まれたい

何度、花にため息ついたでしょう

何度、貴方の名前をつぶやいたでしょう

恋する頃は

もも色こころ

この花のように


2007.4.14










春の日差しは、輝いて

今年の桜は、今年だけ

花たちは、毎年同じように花びらを震わせる

見つめる私たちは
眺める私たちは

心模様を変えて行く

季節の移ろいと共に

花たちへの愛しさと
自然への尊さ

心に深く入り込んで来る

眺める朝日が
夕日が

限りなく美しく感じる

そんなことに気づく自分が

父からの
母からの

貰った愛をかみ締める。。。


2007.4.10











No368





蒼いノ−トに書き記された

蒼い心

春の空に気持ち流れます

頬行く風が想いを運んで行く

過ぎ行く日々は

優しさ
愛しさ

運び行く

蒼い花に託して

私の気持ち託して

花いっぱいの心の花束届けます・・・・


2007.4.6






No367






お日様に向かって

力の限り咲く

このひとときを、待っていた

花開く時を、待っていた

風に、雨にあいながら
寒さに耐えながら

花開く時を待っていた

花一輪の強さ

私は欲しい
心に欲しい

2007.4.1











春の小鈴が揺れる

私の心も揺れる

さらさらと、そよそよと

春風は想い出を連れて来る

遥かなる日の

春の日は、薄紅色

コバルトブル−の空へ

想いを馳せてみる

心、空に映してみる

小鈴へ想い閉じ込めてみる

2007.3.26











小さな春がやって来て

可憐な花は
小声で唄う

喜びも哀しみも
繰り返されて、小さな春がやって来る

貴方の心の春
思い出の春
惜別の春
出会いの春

花びらに想いを託して

去り行く日々を愛しむ

2007.3.9