花 詩 集

No6
2002.11.1〜




泣いてなんかいないの
あれは心の雫
心のつぶやき

もう泣かないって
約束したけれど

それでも
この白い花だけは知っている...


2002.11.13




美しい夢を貴方に

優しき色の

優しき夢

こんな優しき心ほしいのと

願った気持ちがひとつ..


2002.11.12





一枚の花びら

こんなにも懸命に、紫色
自分の色
自分だけの色
懸命に咲いてみたい

このひとときを

今、この時を

精一杯に


2002.11.11




やはらかき 秋の陽ざしあび 
時はゆく

紺碧の空のどこかで

呼び声がする

ふり仰ぐ蒼の世界

たったひとりの詩

そっと心で
書いてみる...

2002.11.8

花たちの詩

荒野にも人知れず花は咲き

傷ついた蝶をいざなう

ふるさとの星

住む星はみどり

この花のように
この花のように

元気に輝いて

いけたならば...


2002.11.7






ままごとのお赤飯

小さなわたし
幼いわたしが
見えてくる

いくつも過ぎた季節

優しき花の
優しき詩

幼いわたしが
見えてくる




2002.11.3