花　　詩　　集

その1（2002.5.29～2002.6.26）
その2（2002.6.27～2002.7.28）

何もない
からっぽな心
白い、白い心
あるといいのにね
できなくて
できなくて
だから
白い花を植えるのね．．．

2002.8.31

柔らかい雨が降りました
心にも降りました

やがて消えていく
ひとしずく

柔らかき　心穏やか　秋の風吹く

2002.8.30

コスモス咲いて思うこと
あの日の優しさ
あの日のとまどい

問いかけてみる
心に聞いてみる

過ぎた日々が愛しくて
forget-me-not

ｍｉｄｉが流れる．．．

2002.8.29

小さな花に包まれて
眠りたい
そんな叶わぬ夢

幼き日の夢
青春の日の夢

通りすぎていく
時が流れていく

ひっそりと．．

2002.8.28

今年も忘れずに咲く
白き、サルスベリ
さわやかに
忘れずに咲く

2002.8.27

ポツンと咲いて
黙って散っていくのよね
知っていたよ
優しい色
優しい香り
さわやかな色

2002.8.26

みんな揃ってね
こっち向いてね
陽の光
まぶしくて
楽しく咲いてね

2002.8.25

人は皆
花の如くに咲く
蕾は開き
満開に咲き乱れ
やがて枯れ果てる
ひとときの優しさを
追いながら．．．

2002.8.24

空の蒼さと
花の優しさと
人の優しさ

いっぱい貰った午後です

哀しみよ
飛んでいけ．．．

2002.8.23

こうしてあの景色ずっと
眺めていられるといいのにね
できなくて
できなくて

いつかは
お別れの
さようなら
でも
一緒にいたこと
忘れないよね

2002.8.22

真っ赤なドレス
来た日を思い出したよ
ねぇ
あの日の洋服似合ってた？
ふたりとも、若くて
照れていたよねぇ

2002.8.18

激しさのない色
優しき色
心穏やかな色
そんな色

気持ちの色

2002.8.17

雨上がり
雫ひとつ寄せ集め
透明の心穏やか
なれる日に
優しさの願いを込めて
眺めてる

2002.8.16

いつもいつも
わたしを見てね
お願いよ
よそ見しないでね
そんな願いを込めた
若き日
そんな花のささやき．．．

2002.8.15

雲渡る　風の木漏れ日　花一輪

2002.8.14

夏の元気ね
精一杯咲くのね
何もなくても
心の元気欲しいよね
いっぱいの元気
ありがとう．．．
あれから
元気です
わたし．．．．

2002.8.13

蒼き空
見上げて花ひとつ
とけてしまいたい
哀しみのないところ
月見草
黙って咲くのね
いつの日も
そっと、そっと
咲いているのね．．．

2002.8.12

夏のざわめき
陽の光
心も弾む花の色
蟻も休みて
ゆっくりと
夏の日は過ぎてゆく

2002.8.11

風つよき　花の色眺め　包装紙　作る封筒　あてどなく

2002.8.10

あい　で始まる　五十音
だから
難しいのかな
｢愛｣

2002.8.9

あの空の向こう
幸せがあるという

そんな日を思った
あの日
サルスベリ揺れて
時は流れて

思いは遠くなっていく．．．

2002.8.8

原爆の火にも負けずに
咲いていた
喜び、悲しみ
見つめて、今日も咲く
見上げれば
夕日の中に
花びら揺れて
夾竹桃咲く

2002.8.7

どんな花を見ても
あなたは好きだと言ってくれますね
花の色
花の言葉
花の優しさ

いつも一緒に感じられたらいいですね．．．

2002.8.6

合歓の木の優しさひとつ
抱きて
眠りたい
母に抱かれて
眠った幼児のように
何も知らない子供のように
優しさに包まれて
眠りたい
もう一度

2002.8.5

五弁の花びら
集めて、集めて
こぼれ咲く
小さき花の可愛さよ
眺むれば、優しくて
心の中にしまい込む
優しき心しまい込む

2002.8.4

ふわっと触って下さいね
柔らかいのです
どんなに暑くても平気
暑い、暑い太陽が好きな花です。
過ぎていく夏の日
去年の輝き
今年は今年の輝き
巡りゆく季節
時が流れて行きます

2002.8.3

やさしい花の色
こんな色の気持ち
持ってなくて
いつも、いつも持ってなくて
今
眺める花たちが愛しい
可愛い花ね、やさしい色ね
素直にいえる
そんな自分
ほんの少し好きです．．．

2002.8.2

お花が好きな人と
一緒に眺めてもらったら
嬉しい花です。
一重のゼラニュ－ム
真ん中に、ぽっと赤が
可愛いですね
軽やかなｍｉｄｉを聴きながら
どうか一緒に眺めて下さいね．．．

2002.8.1

青き空への希望
若さが溢れ
あの空の色のように
青い、青い希望
今日の色の空
変わらぬ
空の色
いつもの輝きをありがとう

2002.7.31

いつもいつも
一人ではないけれど
人は皆
支えられて
生きている
ひとりでは
生きられない
だから
仲良くするのね

2002.7.30