ひ と り ご と

遠い日に綴った想い...
楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、
みんな、みんな 心の中...
いくつも、いくつも思い出の引き出しに入れても
いっぱいになることはないのですね。

そんなひとりごと
よかったら、そっと覗いてみて下さいね。

since 2002.3.2

 - 優しい -

優しい言葉を書くことで
優しくありたい

優しい人間でいたい
そう思うのに

なかなかなれなくて
そうなれたらいいな

いつも
そんなわたしなんです...


2002.3.31

- 穏やか -

いつも、いつも
穏やかな気持ちでいられたらいいのに
人の気持ちは弱いから
つい、苛立ったりします...

花を眺める
動物と遊ぶ
草を取る
遠くまで歩いて見る

おだやか....
いつも...そう思っていたいです...


2002.3.30

- 似ている -

姉が小学生の時
交代勤務をしていた父の元へ
母から頼まれて、
お弁当を持って行ったことがありました。

会社の入り口で
守衛さんが、名前も言わないのに
○○さんの娘さんね、通っていいよ
そう、言ってくれたそうです。
姉は、父にそっくりでしたから。

最近、家族がいいます。
私が、母にますます似てきたって...


2002.3.29

- 献血 -

もうずいぶん長いこと献血していません。
私の二の腕には、
すぐわかる、血管があり
ポンポンたたかなくても
すぐ位置がわかります。

ただ、終わったあと、
そこが内出血してしまうのです。
血の気が多いのでしょうか..._(^^;)ゞ

母さんと同じAB型ですよ
子供がひとりだけAB型でしたよ。


2002.3.28

- ありがとう -

不器用な私は、洋裁が苦手で
子供が保育園に行くのに
上靴入れ、通園のバック
何もかも
母さん...縫って送ってくれましたね。

あの時はありがとう....
本当に嬉しかったです。
次の子供の時は

一生懸命、見て作りましたよ。
ありがとうね...母さん...


2002.3.27

- あの道 -

学校帰りの道は、町の中を
抜けて通った。

あそこの角は、お菓子屋さん
その向こうは、醤油屋さん
そして、肉屋のおじさん
洋品店のおばさんは
いつも頼まれものを
縫っていました。

あの細い路地を抜けると近道。
みんな、みんな
心の奥に
道筋が残っているのです。


2002.3.26

いつか、母さんが言っていた
二人で旅した、あの長崎での
夕日を見た思い出。

あの、美しい夕日が忘れられない
そう言ってくれましたよね。

もっと、もっと
一緒に旅行に行けばよかったね
とても、残念に思っています。
母さん、ごめんね...


2002.3.25

小学校の時
楽器を持って、登校しましたね。
その楽器の入れ物も
母の手作りでした。

その時は、皆が持っている
あの、赤い色の袋が
とても欲しかったのです。

持っていくのがいやで
友達の袋を
うらやましく、眺めました。

なぜか、こんなことって
覚えているものですね....

(´ー‘) フッ 

2002..3.24

大分は、台風の通り道になることが多く
学校へ行っていても、臨時休校になることが
よくありました。

風と、どしゃ降りの雨の中
それでも
友とはしゃぎながら
濡れながら
帰った思い出

傘が壊れたこと
何度もありました。


2002.3.23

小学生の頃は勉強は
したことがありませんでした。
遊ぶことが仕事..そんな毎日。
ある時
分数計算が何も出来ないことを
両親に見つかってしまいました。
叱られながら
教えてもらう私に
姉が替わって優しく教えてくれました。
遠い日のことです。
今でも
数字苦手です...


2002.3.22

潮風に吹かれて思うこと
あの幼い日のこと
気持ちは、心いっぱいにあふれる。

幼い日に時間も忘れて遊んだこと。
母に叱られたこと
いたずらをしたこと
夏休みの宿題を
泣き泣き怒られながら
最後の頃したこと。

泣いたり、笑ったり
あの幼い日。
潮風に吹かれて
思い出しました。

2002.3.20

小学生の時
制服はありませんでした。
秋から冬へ
急に冷え込んで来た頃
母が、懸命に手編みのセ−タ−を
編んでいました。
夜、寝る時に見ると、もう少しでした。
朝、起きて見ると
枕もとに置いてありました。
太い毛糸で編んだ
可愛い、赤いセ−タ−
嬉しくて、嬉しくて学校へ着て行きました。
母のぬくもりで
北風を感じませんでした。

母さん...ありがとう
あの時は、とても暖かでしたよ...

2002.3.20

あれは、小学生低学年の頃でした。
母が作る畑で
まくわうりが、とてもたくさん出来た年がありました。
いい香りとともに
口に含むと、とても甘く
こんな美味しいものが、あるのだろうか
そう思って食べた、あの思い出。
口に含んだ、あの甘さ
母のあの、まくわうりと
同じ味のものを
まだ、食べたことがない
そんな気がします。


2002.3.19

空と君...midi
ネットの友に送ってもらった
音楽を聞きながら
音楽を聴くっていいね
楽しい気持ちになれるっていいね
音楽って、いろんな気持ちにしてくれる。
悲しみも、つらさも
みんな、みんな吸取ってくれる
そんな気がして
音楽を聴くっていいね...


2002.3.18

たった一枚ある
わたしの生後30日くらいの写真
その年は暑くて、暑くて
5月生まれの私なのに
その年の暑さは忘れられなかった
母がよく話してくれました。
おでこが出ていて
髪が薄く、お世辞にも可愛いといえない
私の写真
大事にもらってきました。
宝物のひとつなんです。


2002.3.17

体温計を振っていた、母さん
わたしの熱を計り
ため息ついていた、母さん
小さい頃は弱くて
いつも熱が出ていましたね
体温計を振っていた
母さんの顔
かすかに覚えています。
覚えています。
今でも、ふっと思い出します。
若い、母さんの
優しい顔を....


2002.3.16

小さい背です
お饅頭を作るのが上手です
洋裁、編物が上手です
カ−テンを縫うのも上手です
畑仕事が好きです
お花を上手に育てます
本を読むが好きです

そんな、そんな
母さんです


2002.3.15

-結ぶ-

色とりどりのリボン
若い頃も髪を長くしていました。
洋服に合わせて、リボンを結びました。
ふんわりパ−マをあてて
髪を束ね、お揃いのように結びました。
アイロンをあてたまま
しまい込まれたリボンを見て
あの若い日を思います。

結ぶ...
好きな言葉です。
人と手を結ぶ
お届けものを風呂敷で包み
最後に結ぶ
お料理をする為にエプロンの紐を
結ぶ..
人と仲良くして、手と手を
結ぶ
好きな言葉なんです。


2002.3.14

いままでに
いっぱい
いっぱい
もらった言葉

心に響く言葉、忘れられない言葉
優しい言葉、懐かしい言葉、好きな言葉

心の中にいっぱい

それでも人はいつまでも
優しさの言葉を捜している。


2002.3.13

-声-

声が高くていつも
家族は、私と娘の声を
電話で、間違える。
いいのか、悪いのかは別として
ちよっと、歌をこっそり歌う時
高い声を出す人の歌しか歌いにくい。
例えば....
由紀さおり、森山良子、チェリッシュなど...
笑))))


2002.3.13

ふと、思い出すこと
社宅の隣の家に住んでいた、ひろし君
お父さんが仕事中に事故で亡くなり
引越して行きました。
小学生だった、私は何も言えずに
手を振りました。
あれから
季節がいくつも流れて
ひろし君
いい、お父さんしているでしょうか...

2002.3.12

-捨てられないもの-

子供が初めて履いた靴
ランドセル、小学校の時書いた絵、
母が縫ってくれた、私の半纏
お気に入りの子供の小さい服
子供のおもちゃ、etc..

かくして物は溢れ、捨てられず
いつでも捨てられる
そんな気持ちがあるから
またまた、しまいこむ

家族皆がこうだから
始末が悪い....
こうして、物は増えていく。

-母という字-

母という字を書いて見る

太く書いたり、細く書いてみたりする
バランスの取りにくい
書きにくい字です。

ヘンに書くと、泣きそうな字に
見えたり、歪んだり
でも、やっぱり

母という字が好きです。

2002.3.10

生きていくことは
家族を、他人を、自分を
慈しみ

生きていくことは
生きとし生けるものを
慈しみ

生きていくことは
人間の美しさを失なわぬこと
温かい涙の持ち主であること

そうなりたくて
そう思いながら
今日の日を生きていく
そう生きていきたい...

2002.3.9

母さんは
ひなたの匂い、 弱くて強い 
かなしい時には、あまり泣かない
うれしい時には、涙をこぼす

母さんは
そよ風のよう...
いっぱい いっぱいあるけれど
言葉にならない
母さんのこと

いつも、いつもわたしのこと
想ってくれて
ありがとう....


2002.3.8

-心-
心だけは、いつも自由で
自分の思い通りに
夢も描ける

もうひとりの自分も見つけることが出来る
もう少し
若い頃にも戻れる

心の中は自由
わたしだけのもの
誰にも邪魔されない世界

そして
思いっきり
想いに浸ることもできるのです...


2002.3.7


逝った人へ

まだ、みんながいたこと
みんなが、楽しく会話していたこと
楽しく食べていたこと
いなくなった人を
いつもどこかで

捜すのは、心がさみしい時
嬉しい時、かなしい時、楽しい時

いつも、いつもそばにいて欲しい人
そんな思いが
いなくなった人を捜す
いつまでも....
いつまでも....
きっと
生きることを終えて

また、会える時まで...


2002.3.7

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ

土は何でも知っている
わたしたちは
優しい言葉、美しい言葉、なつかしい言葉
いっぱい知っていても

なぜか
たくさん出てきません...
花たちをいっぱいに抱えた土のように
豊かに
生きたいのです....

2002.3.6

             

雨は、やさしい雨
風は、やさしく頬をなぜる風
雪は、手のひらに受けては消える雪

そして
心にしみこむような、やさしい詩が好きです。
虹を追いかけていたあの頃のような
やさしさと穏やかさを持って

やさしい詩が生まれたらいいな
そう思います。


HP開設一周年にあたり
皆様からの、温かいメッセ−ジ
心いっぱいに、あふれて
ありがとうの気持ちでいっぱいです。
本当に、本当に
ありがとう....

2002.3.4

-春の日-

幼い頃、たんぽぽ咲く野原で
時間が経つのも忘れて遊んだあの頃

きよちゃん、さとみちゃん、みえこちゃん..
みんな、みんな幼いおかっぱ頭でした。
夕陽が、みんなの背中いっぱいになる頃
指切りげんまんして別れた、あの日

たんぽぽの綿毛が舞っていた、あの日
みんなの心の中にも
そっと、残っているでしょうか...

憶えていますか、あの春の日のこと...

2002.3.4

−約束−

あの時の約束
あの日、あの場所、あの時間
夕暮れの約束が
心にやきついて
明日...明日があるよね

あの日、あの場所、あの時間
逢えたことが不思議で

あの約束を思い出します

明日、明日だよね

そう思った、あのなつかしい日..

2002.3.3

ふと
なつかしい歌をくちずさむと
なんだか、やさしくなれる
そんな気がして...

いいえ、本当はやさしくなりたいのです。
そして

人は淋しいから、ともしびの下に集まり
ともしびに手をふり
いくつもの

悲しみ、哀しみ、かなしみを
知りながら、それでも生きていくのですね。

2002.3.3

木漏れ日の
校舎裏のベンチ
鉛筆のサラサラという音がしていた
カバンが置かれて
校舎は静まりかえる

あの人を見つめるようになってから
私はだんだん無口になりました。

あの頃の写真
あなたの写真、隣のわたし

あの頃はこうだったね

2002.3.2

あたたかい言葉をください

やさしくて 何か

ほっとするような そんな 言葉

お願いって

すればするほど

かなわなくなる....

2002.3.2

あのコバルトブル−の空の向こうに
何があるのでしょう
そんな夢を追いかけながら
そんな夢をふくらませながら
過ごした青春の日々

あのかけがえのない日々
ためらいと、苛立ちと、切なさと
そんな日が懐かしく
ふと、遠い日のことを思い出すこと
ありませんか....

2002.3.2