命 あ る も の

 2005.7.11 撮影





梅雨の晴れ間に憩う
ただ無心に生きる

小さき命のひとときは、風まかせ、花まかせ











花に寄り添う
命の糧を求めて

優しい花は、蝶を迎える










風がふんわりと優しい

花に、蝶にやさしい










見えますか
幼い頃に見かけた蝶です
あの頃の花、あの時の蝶々

ピンクのスカ−トで追いかけました









ありがとう
違う花に行くね
おいしかったよ
またね









いっぱいの美味しさ
雨が止んだから嬉しいよ









ちよっと一休み
ゆっくりでいいの
花はいっぱいだから









花たちは
惜しみなく咲いて
真夏を待つ










みどり風そよそよと花に吹く
私の心にも吹く










野に咲けば軽やか唄が聴こえる










花の命と
小さき命

それぞれの命を懸命に生きる










過ぎて来た日々は、たんぽぽのひだまり

人は皆、愛しき日々を振り返る

支えてもらった愛

いくつもの恋詩は
心の道しるべ

出逢いの詩
別れの詩

激しさの愛
優しさの愛

過ぎし日よ、蘇る

寄せては返す波の詩

愛の詩

2005.7.12