蒼 き ひ と と き

 

2005.7.21 撮影






蒼き花は心に咲く花
心に憩う花










桃色想いは、蒼い花にとかされて
また今宵、花開く











いにしえ人は
蒼い花を尊び
神秘な花として、捧げていた

ツタンカ−メンの棺の上には
蒼い矢車草が置いてあったという











寄り添って咲く
いつまでも咲いていたい
花の命のある限り












もも色吐息は貴方へひとつ

この夏の想い

ピンクの花に託して贈ります











咲き満ちてこぼるる花よ紅き色
 今宵月夜に散る音のする












この花は私
貴方の方へ向く













小さな物語を思い描いてみる

遠い空にいるあなたへ
綴りたいこと
伝えたいこと

気持ちひとつ
知ってほしくて

あなたへ綴るお便り

ずっと、ずっと

終わりのないお便り綴りたい

あなたへ
あなたの為に

こんな物語の始まり思う空です

青い空です
そんなひとときです

蒼い花を眺めるひとときです



2005.7.22