秋 桜 の 詩 V
2005.10.6 撮影
暮れ行く空に
心の残して咲いている
彼方の空に思いを馳せて
揺れる思い
揺れる眼差し
ひとつの思い
遥かなる日
お手てぇつぅないでぇ ♪
母と歩いたあの道にも
コスモスが咲いていた
夕暮れの帰り道
ぼんやりと夕日を見た頃
泣きたくなるような夕日を見た日
いろいろな日々
眺めれば心に涙、溢れる
懐かしき日々はかえらず
それでも
人は懐かしき日々を慈しむ
母のぬくもり
繋いだ手に伝わる暖かさ
眺める空に
陽は落ちていく
秋桜日和は暮れて行く
太陽の微笑みを残しながら・・・
2005.10.6