晩 秋
2005.11.21 撮影
赤き葉は、空を見つめて散って行く
忘れ得ぬこと
思い出の人
遥かな景色に蘇る
幼き日に冒険した日
みんなで摘んだ柿の実
木の葉は絵の具を散らしたように
姿を変えていく
命燃やすように散っていく
やさしい日の憩いは
風も優しい
小さな命も
りんごの木についています
蜘蛛さん見えますか
思い出はひとつだけ
遥かな日
青い空の向こうには
過ぎた日々が見えます
お便りをつづります
ずっと
いつまでも
そんなことを思う空です
この空から
いつもの場所から
心のメッセ−ジ、贈ります
空はどこまでも青くて
雲は流れます
あなたの空へと
去り行く日々は
心への重ね詩
落ちてゆく夕日の美しさ
人は、みんな眺める思いは違っても
一日は同じ長さ
同じ輝き
明日また昇る太陽
誰にでも輝く
いつものように・・・
2005.11.22