さ さ や き

皆さんに貼っていただきました画像に言葉をささやいて見ました
そっと覗いて見て下さいね

since 2002.8.5

No1


青き水、眺めて人は何思う
両手いっぱいの、哀しみのつぶやき
とかされた日を思う

笑ってね
伝えられた言葉は、心溢れて
日々過ぎてゆく

哀しみの色
微笑みの色

青き、青き水に見る
心の奥を探ってみる
自分なりのつぶやきを

画像 小人さん

2003.10.27


紅色のあかき色

こんな色の口紅つけて輝いた

あの日の私はどこ

遥か想いを馳せれば

過ぎし日の瞳よ、心よ、あかき色

人を好きになるって
人を愛するって

こんな、あかき色

心のひだまり見つめるような
心のひだを数えるような

あかき色です

マルバルコウソウ 画像 瑞穂さん

2003.10.25




秋の光、輝いて
揺れている

遠き日の母のぬくもり
抱きしめてもらった温かさ

エノコログサ揺れて
心も揺れている

あの日の空
母といた空

巡る季節よ、優しくて

母との時間よ、止まれと願う

やわらかな日差し揺れています

画像 たあこさん

2003.10.22


優しき音色が流れます

宛てのないお便り
切手のないお便り

綴ります
はるか空の下

この紅い葉が落ちてしまわないうちに
心のふるえが止まらないうちに


画像 小人さん

2003.10.18



水面輝く、陽のひかり
心のひだをいくつも数えながら
過ぎてきたことの愛しさ
すべての思い
忘れない

ひとつ、ひとつは
大切な宝石箱で輝く

あの日の涙一粒
水面に溶けて流れて

時は過ぎていく

画像  小人さん

2003.10.11






画像 群青さん

秋空に薄紅色の風となり
      囁き優しコスモスの詩 
 群青

揺れている花びら震える蒼き空
   遥かな時よものおもふ時 
ゆかりん

秋桜咲けば思う
父のこと
母のこと
過ぎ去りし日々は
愛に包まれて
薄紅色の秋桜のように、優しい
ひとつ、ひとつの花びらは
父の慈しみ
母の優しさ
今年もまた、秋桜揺れています
心にも揺れています


2003.10.6




秋桜揺れて

私にひとつ下さいね

優しさの風
愛しさの風

過ぎて来た日々を懐かしむ
見えなかった気持ちが見えてくる

今年もまた秋桜揺れています

懐かしい風
想い出の風

風を見る花、秋桜です

画像提供 小人さん
2003.10.2