愛 し い 動 物 達

No1

風がふっと優しくなる
小さな命を包み込む
母の愛は強くて、いじらしくて、さりげない
命繋ぐもの、母乳のほとばしり
母乳を煮詰めれば、赤き血となるのだという
命、この神秘なるもの
与えられしものは必然
自然の中の息吹見ゆ
小さな虫たちが生まれ来る
いつの日も
優しき風よ、雲よ
変わらずにしてほしい
風のささやきが聞える
小さな命生まれいずる時
時は春
生きるものすべて
健やかにと思う時
春萌えいずる時






2013.1.10


住んでいる団地に猫が住み着いて
子猫を生んで、その子猫が大きくなりまた子猫を生んで、、
そのうち、2匹が交通事故で亡くなる。
畑に残飯を埋めると掘って食べる
このままにしておくと、また増えてしまう。。
生まれた子猫も大きくなり
男の子と女の子を確認
母猫は2匹くらいいたらしい
確認できる子は、母猫1 子供猫は
男の子4 女の子2
そのうち、女の子2( クロちゃん グレイちゃん)はやっと捕まえて避妊手術が終わった。
母猫は、捕獲に3度失敗して
捕獲機を借りてくる予定

可愛い子達を飼うのには、避妊をすることが絶対です
無責任に生ませて、捨てにくる
許せない行為です。

私は、御腹を空かせた子猫の鳴く姿が可哀想でなりません。
これ以上不幸な子猫が増えない為に避妊手術をしました。
この子たちがどこにも行かないのであれば
この子たち1代でなんとか共生できないものかと思っています。

我が家にフ−ドを食べるに来る子たち




左から クロちゃん(雌)  グレイちゃん(雌) コタビちゃん パンダちゃん レモンちゃん (雄) 




パンダちゃんとグレイちゃん 日向ぼっこ

2013.1.10



チョビちゃんとの出会い
2006.11.16

星降る街からにも綴りましたが
もう一度、書き留めておこうと思います。

2006.11.16 子供が22時頃帰宅。
お母さん、来て〜と玄関で呼ぶ声
箱の中に入った子猫を見て
正直、ため息が出ました。
我が家は今、7匹
もうこれ以上は無理。。
一旦保護すれば、里親さんが見つからないときは
飼うことを覚悟しなくていけない。
とり合えず、倉庫からケ−ジを組み立て
ミイのフ−ド与えてみる
何も食べない、声はかすれて鼻水をたらし
ただじっとしている。
翌朝、動物病院へ行くと
猫ウイルス感染症との診断
後の検便では、壷状球菌寄生虫も出る
先生のはからいで、入院は一日500円とのこと。
感染する病気なので
先生にお願いして隔離入院をお願いしました。
インタ−フェロンの注射が効いて
食欲も出て、なんとか里親さんへ託すまでになりました。

ネットでシャムミックス里親探しで
神戸の方から申し出を頂きました。

ケ−スにお利巧に入り
鳴きもしないで新幹線で乗っていました。

あと5分で新神戸に着くとき
ミャア、ミャアと甘えた声を出しました
ああ。。 この子にはお別れがわかるの。。
別れがつらくて、涙が出そうになるのを必死でこらえて
可愛いこの子との別れ

いままでたくさんの里親にたくさんの子達を託してきました。

その度に、嬉しさと寂しさのいっぱい詰った気持ちで
新しい門出をさせてやりました。

.................
飼い主のわがままから避妊手術をしないまま飼って
子猫が生まれたら、2ヶ月ほどで捨てる
保健所に持ち込む
殺処分場の方のお話
子猫は、下に詰められて
殺処分のガスが届きません。。
生きたまま、焼却されてしまいます。。。
それを聞いて絶句。。
涙溢れて止まりません。。
捨てる人への怒りと憐れみ、、
..............

チョビちゃん
2006.11.24
新神戸でのお別れ

義母の命日でした。。。





2007.3.22






2004.2.29 ラブとルルとの出会い

ある人から、迷い子か不幸な子たちを引き取って飼いたいとの電話を貰っていました。
私は、里親探しの友へ申し出をしていました。

2月29日、日曜日でした。電話をもらいました。
シ−ズ−の子たちが里親を探しています
二匹一緒に飼ってくれる人を探していますとのことでした。
私に、申し出のあった方は二匹は無理とのことでしたが
1時間かけて車で行きますと
ルルはガタガタと震えていました。
お愛想はよくて、しっぽを振り続けます。
ラブとルルを預かった人は
もう帰りたいらしく、誰でもいいから置いて帰ろうとしていました。
ぺットショップの里親探しコ−ナ−です。

その時の理由では
飼い主が入院して飼えなくなったとのことでした。
取り敢えず、預かるという形で連れて帰りました。

家に着くなり、ラブはそそうをしました。
後でわかったことなのですが
その時にすでにひどい血尿でした。

ルルは、発情していますとの説明で
お乳は腫れていました。

見知らぬ土地、見知らぬ人たち
ラブとルルを1分でも離すとお互いを呼んで鳴きます。
1週間して
新聞広告により里親さんの申し出がありましたが
次の日に病院へ行くと
ラブは膀胱結石とわかりました。
すでに石は2センチの大きさとなっていました。

手術をする為には里親さんへは無理となりました。
実は、私の心の中ではふたりがやって来た次の日には
もう我が家の子にしようと決めていました。

すがりつく瞳
疑うことを知らずに私を見つめます

どうしてこんな可愛い子を手放すことが出来るのかと
心、哀しくなりました。

ラブは慢性膀胱炎もひどく
ひどい血尿を出していました。
どんなに痛かったことでしょうか。

やがてルルは日に日に、お腹が大きくなります
ラブの抜糸に行った時に、連れて行った時の検診では
あと1週間くらいで生まれるでしょうとのことでした。

それが帰りの車の中で
ちょこを生み落としました。
安産でした。
後でわかったことなのですが
3度くらいお産経験があったとのことでした。

離婚により、飼えなくなったからと
我が家に来るまでに
たらい廻しされてやってきました。
このことは後でわかりました。
ルルは身重でしたからどんなに不安だったことでしょうか

縁があり
我が家の子となり
命繋いでいく
小さきものはいとおしい
切ないほどの瞳
物言えぬだけに
訴える瞳は
言葉以上のものを語りかける

桜は散りゆきて
周りの木々の緑は
花たちに一層の緑を輝かせて
梢を揺らしている
あの子たちへ通る風
優しき風
そっと...いつまでも


2004.4.15