詩 歌
詩でもない、短歌でもない...詩歌
よかったら、そっと覗いてみてくださいね
since 2002.5.11
(2002.5.11〜2002.9.30)
(2002.10.1〜2002.10.31)
(2002.11.1〜200211.30)
さようなら 扉の向こう 輝きて 父といた空 はるかなる日々
夏の日に 妖しき色した 花を見た 心ふるえて 季節すぎゆく
冬日あり 心のひだを 数えてる
菊の香や しずかに花の 手折られて
冬菊の まとおうが如く 光りあび
露落ちて 今朝のひとつぶ 何思う 戻りこぬ風 心にひとつ
朝かすみ 椿よりそう 色淡き
2002.12.28
春の夢 夏の激しさ 秋のせせらぎ 冬の厳しさ 過ぎてゆく またひとつ 心のままに
心ふるえて 泣いたこと 楽しさに笑ったこと ひとつひとつは 思い出の花 はらはら散りて
出会いの不思議 会うこともなく 過ぎゆきて やすらぎ言葉 戴くネット広がる 魔法の世界
2002.12.26
冬の庭 力こめて咲く 花よ花
恋しさの 昔の包み ひとつある
目の高さ 揃えて咲く花 なりたいな
2002.12.25
転がりし 鉛筆眺め 風になる 幼き我よ 小学生よ
風の色 見えなき色を 探してる
再会の 約束した日 はるかなり 校庭の木は伸び 風にそよぎて
2002.12.21
言の葉を 集めて探す 優しさの なりたき心 花の色なり
扉開け 新しき心 見つけゆく また明日吹く 風のままゆく
巻き寿司の あなご巻く指 力こめ
2002.12.19
冬の雲 母の作りし 干し柿の 甘さ心に 受話器取りおり
逝きし夏 苦しみのない空 あかね色
愛しさの 小さきものよ 生終えて 命育み 我と別れん
2002.12.17
寒椿 朝露ひとつ 乱れ泣く
ワイン色 心包みて 歩き出す 夕闇迫りぬ チェックのマフラ−す
ぽろぽろと 泣いた日あれど 閉じ込めて 明日の自分 木立は揺れつつ
2002.12.16
(はるかの気持ち)
ひととせの 逢瀬切なく 紅を引く はるかな空の 夢幻の時よ
逢いたくて 思いははるか 流れゆく やはらかきキス 我に残しつつ
ひとときを 抱きしめられて 鼓動聞く
2002.12.14
粉雪の 寒さこごえて 駈けてゆく 今日の元気 ぺットの和み
心ゆく 雪に舞うように はらはらと 淡き夢なり はるかなる日よ
寒くない 心震えた日 過ぎし日の雲 見ていた あの日の風よ
2002.12.12
雲はるか 面影探す 父の顔
思いやり ひとつが欲しい しぐれ空
雪の舞う はるかな日々の 恋おもふ
2002.12.11
冬の雲 思い出ひとつ 流されて 心の隙間 シクラメン買う
冬木立 心模様の 雲の色
逝きし友 若き日の笑顔 包まれて 白き菊見ゆ 覆いつくされて
2002.12.9
風立ちぬ 心に波紋 冬の海
口笛を 吹けば聞こえる 我を呼ぶ声 遠き日の詩 恋する頃よ
波揺れて 心を捨てた 冬の海 さざなみひとつ 寄せては返す
2002.12.6
思い出ひとつ ポケットにつめこんで こぼれないでと 押している
言の葉を 書いては消して また書いて 消した文字を どこかで探してる
言葉が聞きたい 声が聞きたい 若きの日の 綴りし日記 セピア色
2002.12.5
優しさの 隣合わせ ひとつ下さいね 私にひとつ 慈しみの心
さりげなく ありがとう ひとつの言葉 生きている 感謝の言葉 暖かく
お疲れさま 今日の日生きて 今日の頑張り いいつくせない言葉 お疲れさま
2002.12.4
冬の雲 帽子の向こうに 枯れ木立
手のひらへ やさしき光り 菊日和
見えてくる 心の闇の 晴れた窓
2002.12.3
落ち葉踏む 過ぎし日追いかけ 佇みて 明日の自分 心で探す
つわぶきや 潔く咲く 元気色
冬菊を 供えてひとつ つぶやきひとつ ため息ひとつ
2002.12.2