詩  歌 

でもない、短歌でもない...詩歌
よかったら、そっと覗いてみてくださいね

since 2002.5.11

 2002.5.11〜2002.9.30)
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 (2002.11.1〜200211.30)
 (2002.12.1〜2002.12.31)





雪よ雪 心に降りゆく 淡き雪 

雪降れば ぬくきセ−タ− 母の糸

風花よ 心で舞ふなり 震えいて

純白の 雪降る朝よ 溶かされて

降り積もる 心雪なり ひそか色

2003.1.29






息吹見ゆ 霜凍ほれる 梅の花

祝い毎 紫袱紗 笑み込めて

喜びの 芽生えし命 いると聞く

長き旅 幸多かれと 言葉添え

2003.1.26






白き雪 心で降りゆき 椿咲く

やはらかき 梅の蕾見ゆ 霜凍る

覗き見る 心の秘め事 風花舞ふ

さりげなく 磨きて仕舞う 一日の 糧を支える 靴ならばなお

2003.1.23






愛しき命よ 一瞬に召されし命よ 安らかに 母の唄聴く 子守唄に包まれて

母衣 まといて行きたい どこまでも

寒き夜 誰しもが聴く 母の唄 子守り唄 幼き我のぬくもり 夢うつつ

風の子守り唄 懐かしさ切なさ 音色聴く 時は流れて

2003.1.17






扉開け 心にひとつ 風さやか

降り積もる 雪よ雪 心に降る雪 溶ける日いつ 溶かす日はいつ

面影を 乗せた雲ゆく 父笑顔

寒椿 心のままに 妖しさよ

見知らぬ人を追う そんな心の 夕暮れ時の 寡黙時

2003.1.16






激しさの 愛しさの 想いこめ 過ぎ去りし日 サルビアの赤

寒椿 はらりはらり 心捨て

うたれてる もめん糸雨 うつむいて 心にひとつ 流すことあり


2003.1.11






手折られて 妖しく光る 寒椿

言の葉を 紡いでひとつ 花を切る 

回り道 今更にゆく ためらいて

尋ね人 心の隅の 片隅に いるような錯覚 藍色の空にいる

2003.1.8






母の髪 カットをすれば 微笑みて 帽子かぶせて 風邪ひかぬよう

あんこ餅 出来たてほおばる 母の味

ぼたん雪 関門大橋 貫いて

2003.1.5






探してる 心の笑顔 さりげなく

いつか見た 心の予感  万華鏡

なつかしさ 母の得意の 料理す

暑き夏 心で見たバラ まだ揺れる

愛されて いたこと今更に 父の字愛子

2003.1.1