花　　詩　　集

Ｎｏ10

Ｎｏ1　（2002.5.29〜2002.6.26） Ｎｏ2　（2002.6.27〜2002.7.28）

Ｎｏ3　（2002.8.1　〜2002.8.31） Ｎｏ4　（2002.9.1　〜2002.9.30）

　Ｎｏ5　（2002.10.1〜2002.10.31） Ｎｏ6　（2002.11.1〜2002.11.13）

Ｎｏ7（2002.11.17〜2002.11.28) Ｎｏ8（2002.12.1〜2002.12.25）

Ｎｏ9　2003.1

そっと想ったこと この花のように うつむいて想ったこと いつか、いつの日か わかってくれる人がいる 迎えに来てくれる人がいる そんなささやきが聞えてくるような 小さなつぶやきの花 心の秘め事 聞いてくれた花 いつまでも、眺めます．．．

2003.3.5

若くして逝った人 あなたへこの花をひとつ あげたいのです 幼いふたりのおままごと 風やわらかくて フリルのスカ−ト並んでた 遠きは幻 あなたとふたりの あの日の写真は 心に貼り付けて いつまでもあなたは幼くて この花の愛らしさ あげたいのです．．．

2003.3.1

こうして花を終えて 飛ばされてゆく どこか遠い空 見たこともないところ 人はあこがれを持って 生きていたことがありました いつの日も変わらない 若い頃の気持ち ときめきの、ためらいの 心の中で輝いていたい気持ち どこかにほんの少しでいい 持って生きていけたら どんなにかいいでしょう．．．

2003.2.24

若き日の われ恋ひめやも そんな言葉をふっと思うような 梅の花、蒼き空 希望は果てしなく広がり 心燃えていた 情熱の頃 涙した頃 切なさの頃 梅の花咲けば想うこと．．．

2003.2.18

白い気持ち いつも、いつも白い気持ち 持っていられるといいのにね 人はいろんな色に染まっていく だから白い色の花が好きなのでしょうか．．．

2003.2.16

梅が開けば思い出す 受験の日のお弁当 母の心づくし 梅の花びら飾りに 香ってた 心落ち着けてね 母よりのメッセ−ジ 梅が開けば思い出す 母の笑顔の えくぼの丸い顔

2003.2.13

蒼き空よりのお便り 山茶花が咲きました こんな色の紅引いて 逢いたいと思った、あの日 思ってみるだけ 塗ってみるだけ 鏡見て、そっと落として うつむいて 遠いのね 逢えないね 赤き紅引いて 瞳．．潤んでいました．．

2003.2.10

春おぼろの詩 あなたがいて 私がいて ときめきの春 はじらいの春 パンジ−の花言葉 ｢抱きしめて｣ 知っていたでしょうか．．

2003.2.6