恋  詩

since 2002.11.9

今、恋をしている人へ
遠い日に恋をした人へ
はるかな日に書き綴った詩を紐といてみました。
そっと、見てくださいね。

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君を包み込む

激しい風になりたい
熱い風になりたい

いつしか時は過ぎていく

はるかなる風よ
僕の風よ

届くものならば
叶うものならば

君を包み込む

風になりたい

激しさの風
優しさの風

君へのひとつの想い

一陣の風

2004.1.31



許してくれないか
僕ひとりで先に遠くへ行くこと

抱きしめてやりたい
僕の胸で

僕の可愛い子
これからの成長を見てやれなくて
ごめん

許してくれないか

心ここへ置いていくよ

どんなに強い風が吹いても
僕が守るよ
ここにいるよ

触れることはできない
それでも

ほら
君の傍にいるよ

僕は風になって
いつもまつわりついているよ

僕の愛しい人
可愛い子供

いつだって
傍にいるよ

守っているよ

2004.1.29



笑ってよ、もう
僕の為に

君にあげたい、四葉のクロ−バ−見つけに行こう

春がやってくる
たんぽぽは咲く
つくしが笑っている

笑ってよ
君の為に

さわやかな風が吹いたら
涙を拭いて、僕と出かけよう

笑顔が一番

君が大好きさ

笑ってよ、もう
僕の為に

2004.1.28




あなたと
コロコロと笑って

そばにいたい
離れていたくない

風花が舞う時
潮騒はかすかに聞える浜辺
枯葉を踏む、イチョウ並木
イルミネ−ションが輝くツリ−の下
テ−ルランプが光る、雪道

いつだって一緒
腕を持って、離れない
くっついていたい
ぶら下がってみたい

あなたはいつもこっそり
笑っている

いつの日か見た、映画のような光景を想像する

ありもしないことを
出来はしないことを

遠き日の夢物語
想い浮かべてみる

そっと...

2004.1.24








逢いたいさの夢
儚さの夢

いくつもの夢
目覚める時

若き日は逢いたくて
逢いたくて

ひとときも離れていたくない
そばにいたい

手を繋いでいたい
見つめていたい
頬に触りたい

逢いたいさの夢
儚さの夢

いくつもの夢
目覚める時


朝日は昇る
今日もまた..
遠き日の夢乗せて

2004.1.22




恋する頃は


恋する頃は
優しさ
激しさ
切なさ
ためらい

恋する頃は
素直
妥協
臆病
大胆

遥かなる日に
誰でもが持っていたこと

あの、恋する頃
冬の星明りにそっと照らしてみる

2004.1.20





風が優しくなったら
優しい風が吹いたら

人は心の旅に出る

思いは繰り返されて

時として
過去への自分を愛おしむ

伝えたい言葉がありました

分かり合えていること
通じ合えていること

それでも

時として
言葉を伝えたい

私の唇からあなたの耳へ

そんな遠い日がありました

2004.1.19



揺れる眼差しで
僕を見ないでくれ

燃える瞳の中に
君の炎を見たよ

逢えた時のひとときは
何倍もの速度で
時はゆく

ふたりを包み込む風が熱いよ

君の瞳の中の炎を、僕にくれないか

僕だけの炎

燃やしてみたいよ

(はるかへ)

2004.1.17



腕を持ってていい?
ポケットに手をいれててもいい?

寒いから

くっついていてもいい?

貴方の香りがかすかにする

心ときめいて

若き日に戻りたい

貴方と若き日にタイムスリップしてみたい

逢ってみたい

そんなことを思う
とても寒い昼下がりです...

2004.1.16



もしも、出会うことがなければ

知らない人

巡り合いと、出会いの不思議

いくつもの季節と
時が流れても

知るべきはずもない人

人はどこへ流れていくのでしょうか

心が空に流れます

春間近の空を見上げます
たんぽぽが微笑みます

梅の花はかすかに開いて
優しき花びら
震わせています

(ここへお出で下さるすべての皆様へ)

2004.1.15








過ぎて来た日々は、たんぽぽのひだまり

人は皆、愛しき日々を振り返る

支えてもらった愛
揺れ動く愛

いくつもの恋詩は
心の道しるべ

出逢いの詩
別れの詩

激しさの愛
優しさの愛
妖しさの愛

過ぎし日よ、蘇る

寄せては返す波の詩

愛の詩

2004.1.13




染まりたい色がありました

貴方の色はどんな色

遥かな日に思いました
貴方の色はどんな色

水色日記に綴られた
恋の色
貴方の色
優しい色
激しい色

いくつも、いくつも
欲しいと思った色
貴方の色

染まりたい色がありました

貴方の色はどんな色

2004.1.6




僕の激しさで君を包み込みたい

君のこころ
君のすべて

あの若き日は
ゆらゆらと燃えて

落日の海へと落ちて行く

抱かぬまま
抱けぬまま
鬼籍の君よ

永久の祈り、捧げる時

僕の激しさで君を包み込みたい

僕のこころ
僕のすべて

君のものだったあの頃

あの日の風は戻り来ぬ風
ゆらめく炎の風

叶うものならば

僕の激しさで君を包み込みたい

2004.1.3