画 像 詩 集

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心の中にある
幸せという名前の小包

そっと開けてみる

あなたとふたりで...

中身があるかないかは

貴方の心
私の心だけが知っている

黄色のリボンがかけられた
幸せという名前の小包

開けてみたい

貴方とふたりで..


2004.6.8





夢を織りながら
過ごした日々

虹色の日々
貴方との日々
若き日の眼差しは
激しさと優しさに溢れて

言葉はいらない

夢を織りながら
待っていた日々

すべてのことが
貴方のこと
貴方とのこと

春風が吹く道
真夏の海岸
落ち葉を踏んだ道
風花の舞う道

貴方との日々

虹色の心
貴方の心の隅にまだあるでしょうか..

2004.6.6






さみどり色の風吹いて
そよ風吹いて
また季節巡りくる

風の向きは
変わりがないけれど
優しき時は流れゆく

人は思い通りには生きられない

それでも
夏の花は咲き誇り
鳥達は小枝でさえずる

ゆるやかに春は過ぎて
またあの夏がやって来る

いつか見た
心ときめいた日

貴方の為に装い
貴方の為に唄い

過ぎし日の夏の詩
心の中に仕舞い込む

2004.5.26






空よりも青くなんて
海よりも蒼くなんて

欲張って思う気持ち

ひとつ、ひとつの季節が過ぎて

深く思う、いろんなこと

ひとつの言葉を伝えたいと思いました

遥かなる日に

この海よりも蒼い心を添えて...

風に吹かれながら
雲に流されながら

2004.5.22





水面の波紋
ひとつひとつが遠き日

小さな生き物を見つめる瞳

こうして生きていることを知る
甘えるしぐさを知る

静かに時は流れて
この日の白鳥が幼い心に宿る

今、私の心に浮かぶもの

幼き日に連れて行ってもらった動物園

静かに時はゆく
凪がされてきた心を思う

今、水面に浮かぶ心を思う

2004.5.17






風をみたよ

桜の舞う丘の風
木立を吹きぬける白い雲の風
枯れ葉踏む秋色の風
木枯らし吹くプラタナス並木道の風

みんな、あなたとの風

風に吹かれて歩いていたい

ずっと
ずっと

あなたとの道
ひとつの道

ふんわりと包まれていたい
あなたの風

そんな風をみたよ

2004.5.12





瞳と瞳
そっと覗きこむ
心くるしくて
私はすぐ目をそらす

そんな若き日よ
遠い日よ

あなたの瞳に私が映り
私の瞳にはあなただけ

初夏の木々は揺れて
葉のそよぎ

懐かしき日の風
光は落ちて、瞳は夕陽に燃えている

頬渡る風よ
はるかなる日よ

雲よ流れてね
あの人のもとへ

雨だれよ、ささやいてね
あの人のこと

いつだって、逢いたくて
いつだって、抱き寄せられたい

ただ、ひとつわかること
たまらなく好き...
そんな若き頃

2004.5.10






あのドアが開くと
あの人がやって来る

静かな音色が流れる

時はゆっくりとこぼれる

若き瞳の色は深き海の色

やがてワイン色の頬が染まる

ふたりの時が止まる
おしゃべりは続く

若き日の恋
キラキラと輝いて

思い出の時がこぼれる


2004.5.2





空はどこまでも蒼くて

胸いっぱいのスカイブル−

あの日の輝きは蒼き空
思いは白き心

どこまでも続く空よ

あの日の輝きは、私の心

思い出のスカイブル−

過ぎて行った風よ、雲よ

蒼き空

ひとつの願いあった頃..


2004.5.1






さらさらと時がこぼれて

戻り来ぬ風が吹く

あの日の自分は

若き日の色
弾ける心があったこと

心の中の花の色を探してみる

どんな色だったかは
人それぞれ

さらさらと時はゆく

風に吹かれて想ってみる
波の音に尋ねてみる

あの日こと、過ぎた日々のこと

2004.4.28