恋  詩

since 2002.11.9

今、恋をしている人へ
遠い日に恋をした人へ
はるかな日に書き綴った詩を紐といてみました。
そっと、見てくださいね。

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2004.6






No271

いにしえ人は

君待つと
我が恋ひをれば
我がやどの
すだれ動かし
秋の風吹く


額田王は

待って、待って....

恋 来い 乞いと呪文を唱えながら....

いつの日も変わらずに

待つこころ

2004.7.31




No270


風に乗り

青い空の下で

小さな箱にピンクのリボンをかけて

あなたへの歌をいっぱいに入れて

届けたい箱

想いという言葉が
いっぱい、いっぱいに入っていて

開くと、あなたの瞳に語りかける

優しいという言葉も
愛という言葉も

書いてはないけれど

私の心の言葉が溢れていると想うから

あなたなら

読みとってくれると想うから

そっと届けます

風に乗り........

2004.7.30



No269




風に揺れる花

池のほとりにひとり咲く

ひっそりと密やかに

ただ黙って咲く

私はなりたい

あなたに揺れる花に・・・・・

あなただけに揺れる花びらに・・・・

2004.7.29




No268

ひととき

過ぎて行く一瞬

このひととき

せめてこの一瞬があなたとの時

渚に打ち寄せられる貝のように
ただ黙ってあなたを見つめる

波の音が聞こえる

静かにあなたの声が聞こえる

私の耳元で....

時の流れの中で

そっと思う

あなたのこと.....

2004.7.28




No267

一番伝えたい言葉

一番シンプルだけど

「頑張ってね。。」

いつだって貴方なりの頑張り

信じています
知っています

私だけの貴方へ

貴方だけの私から

2004.7.27



No266

私の持っている言葉をすべて書いて送りたい

みんな書いても
まだ書き足りなくて

最後には
やっぱり伝えたい

ねぇ
こっち向いて・・・・・

2004.7.26



No265

いっぱい笑って
いっぱいからかわれて
また下を向く

あの日の見える花は向日葵でしたね

いつだってお日様を向く

私の心はあなたへ向いていました

ずっと・・・・

2004.7.24



No264

あのね
あのね

ポケットに入ってね

いつもくっついていられたら
いいのにね

暑いからいやだって知っているのにね

聞いてみたいの
言ってみたいの

そんな私です・・・・・

2004.7.21



No263

また夕日が綺麗な季節がやってきます

いくつ眺めても

同じ夕日はありません

どこかが違う

雲の流れが速くなる

たなびく飛行機雲は

遥か遠くの空を目指して流れます

あなたの住む街へと流れて行きます

心のつぶやき乗せながら

2004.7.17



No262

お便り

春はタンポポが咲いたよ

夏は太陽がまぶしいよ

秋は枯葉が舞っているよ

冬は風花が頬に冷たいよ

ずっと、ずっと

あなたへのお便り

書いていきたい私です

届けたい心文字
それはどんな色でしょうか

2004.7.14




No261

恋する頃

恋する頃って

あなたの

優しさにふれる時
激しさにふれる時

ふれたい時

どこにいても

あなたを追う

瞳には宿ることはできなくて
肩にふれることさえ出来ない

それでも

すぐ近くにいるような錯覚

ほら

いつだって・・・・

2004.7.12




No260

微かに笑うって書きますね

微笑み

あなたにひとつあげたい
微笑み

あなたの為に微笑みたい
あなたの為だけの微笑み

あなたがいっぱいの心に
思いを込めて

名前を呼んでみる
微笑んでみる

心の中だけで・・・・

2004.7.8




No259

お守り

私にひとつ下さいね

ひとつでいいのです

お守りにしておくから

笑顔ひとつもらえませんか

あなたの笑顔が私の『お守り』です・・・

2004.7.6




No258

遠い空を眺めれば
あなたが見える

あなたのしぐさが見える

うつむけば
心に姿が見える

いたずらぽっい目
私をからかう目

雲の流れは
あなたの住む街へとたなびいて

遠い空を眺めれば
あなたが見える

ひとつの言葉
つぶやいてみる

あなたが好き・・・・・

2004.7.5




No257

心が弾んで

貴方が好き

何もなくても

隣にいられるだけでいい

ほら
貴方の息がみえるほどの近く

ううん

見えはしないけれど

しゃべる唇が見えるくらいの近く

なあんて.....

とおるへ
かな

2004.7.3




No256

朝露


朝露の一番美しいものを

貴方へひとつ

落ちていく一粒はわたし

貴方の胸の上
貴方の心の中

静かに、静かに
落ちていく

時よ止まれ

激しさの時
優しさの時

貴方とのひととき
ふいに涙溢れきて

たまらなく
貴方に逢いたい...

見つけた文字の中に若い私が潜んでいる
過ぎ去った日々は
時の流れは
朝露の中に隠れている

2004.7.2