恋  詩

since 2002.11.9

今、恋をしている人へ
遠い日に恋をした人へ
はるかな日に書き綴った詩を紐といてみました。
そっと、見てくださいね。




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No 345




この春の梅の花、贈ります

ふんわりと、やはらかく
貴方へあげたい花びら

春風のように包み込みたい
貴方に包まれたい

あの空に流れる雲のように
辿り着きたい私です

海の流れの向こうまで・・・

白い帆に
貴方のイニシャル入れて
波に揺られて
辿り着きたい私です

裸足で駆けて行きたい私です

2005.2.28




No 344

貴方への言葉を紡ぎたい

春風の中で
夏空の下で
枯葉踏む道で
風花舞う中で

貴方への言葉を紡ぎたい

気持ち、ゆらゆらと
水面に映る木々のように

気持ち素直に綴りたい

貴方への言葉を紡ぎたい

いつまでも

いつの日も

2005.2.26




No 343

ぼんぼん時計の
振り子が揺れるように

心が揺れる

いろんな想い閉じ込めて
心が揺れる

この海の向こう
この空の果て

貴方はいて
心の文字を送ります

愛という言葉がなくても

私のあふれる気持ち送ります

今日の日の
このひととき

私の心は
あなたへの文字でいっぱいです・・・

2005.2.23




No 342





春風のそよぎ蒼き花ひとつつぶやきひとつ風に流して


ためらいのはじらいの蒼き花ほんのり心春風に乗り


夢の中なにもかも夢まぼろし夢ならば覚めないで


振り仰ぐ蒼き空青いこころ蒼き花こころ花ひとつ空に流されて


2005.2.19





No 341




白いタンポポのように
寄り添って
ずっと隣にいたい

やわらかな、あたたかい日差し浴びて
くっついていたい

小さなおしゃべりと
小さく歌を唄う

蝶が飛んできて
ふたりをくすぐる

春風の詩
あなたへの詩

風があなたの元へと
流れます

気持ち乗せて流れます

白いタンポポのように
寄り添って
ずっと隣にいたい

2005.2.17




No 340




白い便箋に青いインクで
お便りを下さいね

春ですね
うららかな春

貴方といたい春です
いつまでもいたい春です

貴方に送るお便りは
心のつぶやき
ため息

春風が微笑みます

薄ピンクの封筒に
私の笑顔、入れて贈ります

2005.2.14






No 339

梅の花は香りて

いつかと同じ風が吹いていく

あなたを思う香り
あなたに逢いたい香り

風が揺らした
花のささやき

春の祈りは
おぼろ月に照らされて

ただ、あなたに逢いたくなる

せせらぎに言葉を集めてみる

暮れてゆく空につぶやき流れて行く

いつかと同じ風が吹いていく

あなたを想う風

2005.2.8




No 338

春待ちの時
やわらかな風
蒼い空

優しく花びらが開く時
心弾む時

頬ゆく風が、私を包み込む時

タンポポの綿毛が飛んで行く

貴方の元へと飛んで行く

貴方を待つ春です

そっと・・・

いつものように・・・・

2005.2.6