恋  詩

since 2002.11.9

今、恋をしている人へ
遠い日に恋をした人へ
はるかな日に書き綴った詩を紐といてみました。
そっと、見てくださいね。





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No400






僕は散って行く

この花の咲く頃

散って行く

今、狂おしく
君に逢いたい

出来るものならば
再び生まれ変わって
君に逢えないものだろうか

遺書には綴れない
僕の心の叫びだ

明日
戦闘機に乗る

片道だけのガソリンで

僕の君への詩集は
捨てて

新しい人生を歩いて欲しい

今、狂おしく
君に逢いたい

2005.7.25




No399




花は、まるく咲く

私も貴方に、まるく咲きたい

このひと夏の想いを込めて

咲いていたい

暑い夏も
紅葉の秋も
枯れ葉の冬も
草木萌える春も

貴方の心の中で

まるく咲きたい

2005.7.24




No398




貴方へ贈りたい
ふんわりした風
まるい風
さわやかな風

心の気持ちをいっぱいに詰めて送りたい

ふぅぅぅ
疲れが取れる、おまじないの風

貴方へ送りたい


2005.7.22




No397





貴方へ贈る音色

Thank you

私からのありがとう

いつもの笑顔ありがとう

貴方へ贈る、蒼き花

私の心を添えて

ありがとう

2005.7.21




No396




向日葵のように笑いたい
元気でいたい

太陽に微笑む

向日葵は太陽に向く

私は貴方の方を向きたい

貴方へ微笑みたい

2005.7.20




No395




貴方と観た夢
貴方と観たい夢

花の香りに包まれて
瞳を閉じれば

貴方のしぐさが見える

溜息ひとつ

遥かな空を見上げれば

飛行機雲ひとつ

飛んで行きたい空が広がる


2005.7.19





No394





ねぇ、あのトンポ捕まえて

ばあか
捕まえたりしたら
すぐに死んでしまうだろ

可哀想だから
ここからそっと見るんだよ

うん!
わかった

幼い日の風は
トンポが運んで来る

自然に生きる
小さな命

貴方と見つめた、トンボでした

2005.7.18





No393




風に揺れています

この花のように

私も揺れています

私のこころ

あなたにゆれています・・・・

2005.7.17




No392




この蝶のように

貴方へ止まっていたい

貴方の耳元へ

ふぅっと
息を吹きかけて

疲れが取れる

私からの

心の吐息です・・・

2005.7.14




No391





心には、どこかに
童話の世界があって

たった一度の出逢いがあって
すれ違ってもわからなくて

いつの日か

生まれ変わったら
赤い糸の人かもしれない

そんな心の中の童話

そっと、ひとりでめくってみる

優しき花を眺めれば

心は、宛てのない旅に出る

2005.7.13




No390





貴方と眺めたい一瞬です

小さな命

息遣いでさえ
聞こえてきそうです

私の鼓動も聞こえますか

貴方の為の

激しい鼓動です・・・・

2005.7.11





No389




桃色吐息の

苦しいほどの
逢いたさ

若き日の
思い溢れる

桃色の
溜息と吐息

静かに花咲く、雨上がり

密やかに時は流れる

眺める瞳に
心に

貴方が見える

2005.7.10





No388




花は太陽へ微笑む

一夏の微笑み

明るく日差しへ向かって微笑む


私は貴方の方を向きたい

貴方へ微笑みたい

いつだって・・・・

2005.7.6



No387




離れていても
見つめる心
寄り添う心

惹かれあうこころ

遥かなる日の思い
花に託して

心に雨が降る

人を慕う雨が降る

いつの日も恋する気持ち

雨だれの音

心で聞く

2005.7.4




No386




抱きしめたいほどの小さな命

小さな営み
懸命に生きている

私は、貴方に抱きしめられたい・・・

懸命に生きたい

貴方と・・・・

2005.7.3